ジオ農地

営農型太陽光・再エネ事業者の用地開発担当向け・無料(β)・登録不要

用地の一次スクリーニングを、農振図を開く前に

農用地区域(青地)・都市計画・傾斜・土砂/浸水・接道・冬季の地形日照——現地や役所に行く前に落とせる候補を、公的オープンデータで機械的に落とし、残った候補に「次に確認すること」を付けて並べます。転用の可否や農地区分の判定はしません。

例: 千葉県成田市・香取市で一団3ha以上の候補 を開く(検索まで自動で進みます)

  • 1,870市町村の筆ポリゴン
  • 1,697市町村に入口条件の候補あり
  • 193,277ha の候補区画(入口条件)
候補地スクリーニングの結果画面(千葉県成田市・香取市で一団3ha以上の候補)

現地に行く前に、3分でここまでできます

  1. 市町村の選択画面。茨城県の市町村一覧から筑西市・下妻市をチェックした状態 市町村を選ぶ(県をまたいで複数可) 候補エリアの市町村をチェック。区画数を見ながら追加できます
  2. 用途プリセットの選択画面。農業法人:集約候補を選び、主要条件(3ha以上・非耕作の可能性 中〜高・緩〜中傾斜)、該当151筆 用途を選び、主要条件を決める 再エネ: 用地一次スクリーニング のプリセットで、まとまり・利用状況・傾斜などの条件が最初から入っています
  3. 候補カードの一覧。筑西市 森添島 一団3.1ha・14筆、条件6つのうち5つ一致、次に確認することの表示 候補を条件ごとの判定つきで並べる 一団の面積・筆数と、条件ごとの 一致/要確認/不一致。案件に追加して CSV・共有URL に

再エネ: 用地一次スクリーニング — 判定する8条件と根拠データ

実際の画面と同じ定義です(src/lib/screening.ts)。各条件は「一致 / 要確認 / 不一致 / データなし」と根拠の値、確認先を表示します。 重み付けした合成スコアや順位は作りません。

条件何を根拠に判定するか(出典・限界)
農振・農用地区域国土数値情報 農業地域(A12)との重なり。農振地域外=一致、農振地域内だが農用地区域外=要確認、農用地区域(青地)の可能性=不一致
都市計画区域都市計画決定GISデータ(A55)の区域区分。市街化区域・都市計画区域外=一致(届出/許可の区分を確認)、市街化調整区域・非線引き=要確認(開発許可等の要否)
傾斜地理院標高タイルからの3区分(緩<8°・中8〜15°・急>15°)。緩=一致、中=要確認、急=不一致
災害想定国土数値情報 洪水浸水想定(最大規模)・土砂災害警戒区域との重なり(10%以上)。どちらも重ならない=一致、浸水深3m未満/警戒区域=要確認、浸水深3m以上/特別警戒区域=不一致
接道(参考)国土数値情報 道路(N13、位置精度±25m)。25m以内に幅員3m以上の車道=一致、25m以内だが幅員3m未満/不明=要確認
冬季日照(地形)冬至8〜16時の地形日陰時間の3区分(良好<1h・普通・山影の影響>3h)
まとまり(一団の農地)筆ポリゴンの隣接関係から結合した一団の合計面積。1ha以上=一致、0.5ha以上=要確認
非耕作の推定(衛星)Sentinel-2 NDVI時系列からの独自推定。非耕作の可能性 低〜高=要確認(ハウス・マルチを誤判定しうるため一致にはしない)、耕作パターンあり/施設栽培=不一致

やらないこと(先にお読みください)

  • 農地転用(一時転用を含む)の可否、農地区分(甲種・第1〜3種)、許可の見込みは判定しません。判定は都道府県・農業委員会の所管です
  • 所有者・権利関係・地上権の有無は扱いません。用地交渉の相手方を特定する用途には使えません
  • 系統連系(電力)・日射量・売電条件は扱いません。冬季日照は地形による日陰時間の区分のみです
  • 農振・都市計画は国土数値情報(A12・A55)に基づく参考表示で、市町村の最新指定と異なることがあります。必ず農振図・都市計画図で確認してください

公式の農地台帳は eMAFF農地ナビ(外部サイト)で、 貸借・転用の相談は市町村の農業委員会・都道府県の農地バンクで確認してください。 本サイトは公的オープンデータを基にした参考情報であり、実際の筆界・権利関係・最新状況を示すものではありません。

調査手順(机上 → 照会 → 現地)

  1. 市町村を選ぶ

    候補エリアの市町村を複数選びます(県をまたいで可)。初動調査属性(農振・都市計画・接道)が未整備の県は結果に出ません(/about/data/ 参照)。

  2. 再エネプリセットで検索

    農用地区域を除く・緩中傾斜・土砂警戒区域外を初期条件に、一団の面積下限を設定して検索します。都市計画の区域区分や接道の条件も追加できます。

  3. 候補を案件に追加し、確認事項を潰す

    各カードの「次に確認」に沿って、農振図・都市計画図・ハザードマップで公式情報を確認し、農業委員会に農地区分と転用の見込みを照会します。

  4. 現地確認 → 地権者・許認可

    進入路・日陰・周辺状況を現地で確認したうえで、地権者交渉と一時転用許可(営農型)または転用許可の手続きへ進みます。

実データでの手順は 調査手順の実演(千葉県成田市・香取市で一団3ha以上の候補) に、 候補の多い市町村は 農用地区域外・緩中傾斜・土砂警戒区域外の一団(1ha以上)が多い市町村 にまとめています。

よくある質問

営農型太陽光の一時転用許可が下りるかは分かりますか?

分かりません。ジオ農地は農用地区域の内外・都市計画・傾斜・災害・接道・日照・まとまり・利用状況を公的データから参考表示するだけで、転用可否・農地区分・許可見込みは判定しません。許可要件(営農の適切な継続、単収の確保など)は農林水産省のガイドラインと都道府県・農業委員会で確認してください。

農振(農用地区域)のデータはどのくらい正確ですか?

国土数値情報の農業地域データ(A12)を区画に重ね、農用地区域に含まれる割合で表示しています。整備年度が古い県があり、市町村の最新の指定(除外・編入)は反映されません。一次スクリーニングの当たり付けに使い、最終確認は市町村の農振図で行ってください。

料金はかかりますか?

現在は無料(β)で、登録も不要です。将来、業務向けの継続利用機能を有料化する可能性はありますが、一次スクリーニングの基本機能は無料で提供する方針です。

対象エリアはどこですか?

筆ポリゴンの基礎データは全国を、農振・都市計画・接道などの初動調査属性は整備済みの県のみをカバーしています。整備状況は /about/data/ で県ごとに公開しており、未整備の県では再エネプリセットの検索はできません。

案件データはどこに保存されますか?

ブラウザの localStorage にのみ保存され、当サイトのサーバーには送信されません。共有URLには区画IDと市町村コードだけが含まれます。長期保管は CSV で持ち出してください。

関連ガイド

他の業務ツール: 地番一括検索(地番リストから区画をまとめて特定)/ 条件検索(個人向け) / データ整備状況